ブロガー生活

「ブログ運営・収入だけで生活している人の実態が知りたい!」

「プロのブロガーを目指すべきかめっちゃ悩んでる……」

案内そんな方に向けた記事をお送ります。

 

今回は、特に「副業でブログを運営しているけど今後プロとしてやっていくべきかを迷っている」、「ブロガーを目指してみたいけど、どんな生活をしているのか純粋に興味がある」という方に向けた記事になっています。

ブログ製作者「あずた」の生活や取り組み、ブロガーとしての考え方を、1つの事例として参考にして頂ければと思います。

本記事の内容はこちら。

  • ブログ製作者「あずた」の1日のスケジュールや作業量
  • ブロガーのメリットやデメリット
  • ブロガーを目指す上での重要な考え方

では早速解説していきます。

1.ブロガーとしての実績

まずは、僕自身のブログ実績をご紹介していきます。

詳しいプロフィールに関しては下記ページをご覧ください。

1-1.ブログ歴

僕がブログを始めたのは2016年の終わり頃ですが、最初は住宅営業の仕事で使うためにちょこっとやっていただけなので、ブログで収入を稼ごうという考えはなかったです。

途中、1年半は放置してしまいましたし。

本格的にやり始めたのは2018年10月から。

正確なブログ実績は「1年半ほど(2020年3月現在)

ちなみに下記の住宅ブログです。

イエノウバナー


記事数:93記事(2020年3月現在)

本格的にブログ運営している方からみたら、

「は? たったの93記事!? ブログ舐めてるの?」

と、お叱りを頂くはず。

ただ、「住宅」というジャンルの特性上、1記事の文字数は7000~8000文字の記事がほとんど。

一般的には4000文字の記事が多いと考えると、まあ、「1年半で150記事」くらいのボリュームと捉えることもできます。

ただ、ブロガーとしての実績はまだまだ浅い状況ですが、逆にブロガーになるか悩んでいる人にとっては身近な存在だと思います。

1-2.ブログの収入

2020年3月の段階で、僕のブログ収入は「月25~35万円前後」。

独り暮らしの僕は普通に生活できる収入です。

ちなみに、ブログを本格的に始めてから約8カ月で月に20万に到達しました。

ブログ実績1年半、93記事(150記事ボリューム)と考えると、ブロガーとしては異例だと思います。

月25~35万円に到達するには、もっと記事数や年月が必要なケースが多いはずです。

ただ、これは決して僕の能力が高いわけではありません。

この収入に届いたのは、次の理由が考えられます。

  • 住宅業界は、専門的な内容が多く、他のブロガーさんが参入しにくい(ライバルが少ない)。
  • 僕は住宅営業をやっていたので、もともと専門知識をもっていた。
  • 住宅業界は広告収入の単価が高い。

後はもともと「マーケティング」の知識があった、というのも理由の1つかもしれません。

どちらにしろ、いろいろな運の要素が重なって短期間で収入が増えていますので、いきなり初心者が1年で月20~30万に到達するのはかなり難しいと考えておきましょう。

もちろん、例えばお医者さんが医療ブログを作る、なんて専門知識が豊富にあれば別ですが。

2. あずたのスケジュールや生活の仕方

続いて、あずたのスケジュールや生活スタイルについて解説していきます。

僕のスケジュールは平均すると次のような感じになります。

めちゃくちゃ正直に記載しますね。

  • 11:00 起床⇒コーヒーブレイク⇒ヨガ
  • 12:00 ブログ執筆(やる気でない時はゲームかYouTube)
  • 13:00 昼食
  • 14:00 ブログ執筆
  • 16:00 昼寝(夕寝) or ゲーム or  運動 or 買い出し
  • 19:00 ブログ執筆
  • 20:00 夕食
  • 21:00 自由時間
  • 3:00   就寝

※ブログの執筆作業量については3章に記載しています。

うーん、自分で書いていて恥ずかしくなりますが、かなり堕落した生活です……。

上記はあくまで平均、時には14時に起きたり、朝方5時に寝たり、ということもあります。

40歳の男性には考えられない生活。

これも家族がいないからできること、かもしれません。

もちろん、全くブログを書きたくない時は丸1日ダラダラしたり、友人と遊ぶこともあります。

一時期、生活を正そうと8時に目覚まし、24時には寝る、と努力しましたが、今のこの生活スタイルの方が1番ブログ執筆がはかどるので、目覚まし時計は封印しました。

 

ちなみに、ブロガーとして生活を送るようになってから、僕はめちゃくちゃ健康になりました。

まず、9㎏のダイエットに成功(73㎏⇒64㎏)。

2~3日に運動と、毎日ヨガをやっています。

料理も好きなので、わりとちゃんと自炊もしていますので、栄養バランスもいいんじゃないかな。

ただ、これは5章のデメリットの記載しますが、文章を書き続けるって本当に大変で、僕の場合、健康状態が90点以上じゃないとブログが書けなくなってしまうからやっていることです。

そのおかげで健康になっているわけなんですが、ブロガーは本人の意識次第ではありますが「自分らしい生活」を送れるのは間違いありません。

3.ブロガーの作業量を平均した

2章のスケジュールを見て頂くと分かりますが、僕の1日の作業量は大体3~4時間程度です。

※作業内容は「ネタ(キーワード)探し、構成、執筆」

もちろん、調子の良い時は5~6時間作業したり、逆に休みにする日もあります。

8~9時間拘束のサラリーマン時代から考えると、信じられないくらい短いかもしれません。

ただ、実際の作業時間以外にも僕は次のようなことをしています(または「していた」)。

  • 住宅関係の情報収集(読書・ネット・業界セミナー・取材)
  • ブログ関係の情報収集(読書・ネット)

作業とは別に、やはり、ブログの質を上げて、収入を増やすための勉強が必須。

この時間も含めると、1日の作業量は平均すればおそらく5時間前後になると思います。

それでもサラリーマンやOLの方から見れば、短いと感じるかもしれません。

ただ、これも5章のデメリットに記載しますが、この5時間は、会社で勤務する5時間とはかなり異なると思います。

4.ブロガーの3つの巨大なメリット

メリットデメリット

僕がブログ運営だけの生活を始めてみて、実際に感じた大きなメリットを3つ挙げます。

4-1.圧倒的に自由な生活

ブロガーの生活はやっぱり「自由」です。

きっと僕のようにダラダラしたようなブロガーさんもいれば、きっちり7時に起きて24時には寝る、というブロガーさんもいらしゃると思います。

有名ブロガーさんの中には休みなく毎日更新をして、毎日きっちり4~5時間作業するという、僕からみたら強者もいらっしゃいます。

ただ、どんな生活であれば、生活スタイルや作業時間を「自由に選択できる」というのがブロガーにとっての最大級のメリットだと感じます。

これがなければそもそもプロブロガーなんて目指さなかった。

自身の生き方や考え方、自分の体・体調・集中力など、「自分らしさ」に合わせて生活スタイルを選択できるのはやっぱり幸せだと感じます。

4-2.ストレスフリーな生活

タイトルに「ストレスフリー」と書きましたが、もちろんブロガーにも実際にはストレスはあります。

5章のデメリットで記載しますが、執筆の大変さや将来の不安などいろいろ。

ただ、この「ストレスフリー」というのは人間関係においてストレスフリー、という意味です。

会社組織に属すると、やはり人間関係において「理不尽」と感じてしまうストレスがあります。

それは上司・同僚・部下に対して、誰もが感じますよね。

ただ、中でも僕にとって強烈なストレスが「この仕事意味あるの?」とか、「この時間、無意味じゃない?」と感じたときです。

売上低迷で焦って妙な指示をする役職者、生産性のない長すぎる会議、などなど。

いろんな業種の方が、いろんなストレスを抱えますよね。

ただブロガーはそんなストレスからは完全に解放される、というのは大きなメリットだと思います。

4-3.将来の可能性は無限大

ブログの大きな特徴の1つは「資産になる」ということです。

例えばブログ収入が月30万円になれば、そこから数か月間は放置しても20万円以上は勝手に稼ぎ続けてくれます。

僕も実際にブログが書けなくなって2ヶ月くらい放置したことが2回もありますが、2回とも全く収入は下がりません。

定期的に記事をメンテナンスすれば、おそらく半年以上は安定して稼いでくれはず。

つまり、ブログは

一度軌道に乗ってしまえば、自分の時間を確保できる

という巨大なメリットがあり、それが将来の大きな大きな可能性につながる。

現段階の僕のように2つ目のブログの運営を始めたり、電子書籍を出版したりできます。

その他、例えばYouTubeを始めてみたり、物販を始めてみたり、資格の勉強をしたり、いろいろなことができるようになります。

これはサラリーマンの時はなかなかできないことです。

初期投資・リスクの小さいブログは、人生を変える最初の大きなきっかけになりえる、というのが実際の僕の感想。

それに1度ブログで成功すれば、何となくネットビジネスのコツが理解できているはずなので、今後の大きな発展につながるはずです。

5.ブロガーの4つのデメリット

メリットの反面、やはりブロガーにはデメリットもありますので、実際に僕が感じているものを4つご紹介します。

5-1.リスクによる大きな不安

これは挙げる必要もないくらい、多くの方が分かっていることだと思います。

ブログの収入はどうしてもGoogleの評価、検索エンジンの表示ランクによって変動してしまいます。

今まで月に30万円稼いでいたのに、来月からいきなり収入が「0円」になる、という可能性だってあります。

 補足
いろんなブロガーさんの情報を見てきましたが、「Googleの規約に違反しない正しいやり方」、「質の高いコンテンツ・情報の提供」、「ユーザーのことをちゃんと考えたブログ作り(ユーザビリティ)」の3つを大切に運営していたら、いきなり収入が「0円」になることは考えにくいです。

ただ、やはり「不安」にはなってしまう。

僕はこの「不安」の解決策は「ブロガーとしての考え方」に依存すると思います。

詳しくは6章で解説しますね。

5-2.孤独

続いてのデメリットは「孤独」です。

これはなかなか大きなデメリットです。

実際に体験してみて、想像以上でした。

まず、ブログの進むべき道、ヒントや正解を教えてくれる人が周りに一切いない、ということ。

会社組織であれば、経営者が道を示し、経験の高い上司が正しいやり方を教えてもらえます。

ですが、ブロガーの場合は周りに誰もいません。

ブロガーの友人や仲間をいろんなコミュニティで作ることはできますが、そもそもブログの内容や、個々の性格・考え方が異なるわけですから、誰のアドバイスが正しいのか、特に初心者の場合は分かりません。

この孤独感は収入が安定するまではけっこうキツいと思います。

さらに、もう1つ孤独になるポイントがあります。

それは「周りからの理解がない」ということ。

そもそも、家族などの親族、親しい友人など、ブロガーを快く思う人はかなり少ないはず。

時には反対意見や「新しい職を探せ!」と言われることもあるかもしれません。

それに、ブロガーの悩みは一般的には理解してもらえない。

例えば一般の人が小説家の悩みが分からないように、ブロガーの悩みも別世界のこと過ぎて共感ができない。

そういった面での孤独もあるので、プロブロガーを目指す方は、覚悟がいるかもしれません。

5-3.「書き続けること」と「体の管理」の難易度が高い

ブロガーの作業時間は、一般的なサラリーマンの拘束時間より短いことが多いです。

ですので、一般的な仕事よりも「楽」だとイメージがあります。

僕もブロガーになる前はそう思っていました。

とくに僕は昔、「小説家」の専門学校に行っていたので、比較的「文章」が好きなので、余計そうだと思っていた。

でも、実際には「文章を書く」って相当大変。

一般的な仕事に例えるなら、「企画書」や「報告書」を毎日5時間作り続けるようなイメージですかね。

大学生なら、ずっと卒論を作っているイメージかな。

それって結構大変だと思いませんか?

そうなんです、文章を書き続けるって、相当頭を使います。

だから、体調も90%以上の状態じゃないと、書けなくなる。

寝不足はもちろん、肩こり・腰痛でも書けなくなるし、脳みそにエネルギーが枯渇して集中力が無くなればすぐに書けなくなる。

ブロガーにとって高水準の体調管理はめちゃちゃ大変です。

大切なことなので繰り返しますが、体調管理は何よりも優先すべき、超重要項目だと僕は思います。

この体調管理を、試行錯誤しながら自分にあった運動や生活スタイルを考えて、継続しなくてはいけない大変さは大きなデメリットと言えるのではないでしょうか。

6.プロブロガーを目指す上で必要な考え方2選

ビジネス

やればやるほど稼げるようになるブログですが、何十年もブログだけで生活するのはとても難しいでしょう。

ですので、もしもプロブロガーを目指すのであれば、2つの考えを持っている必要があると思います。

  • ブロガーは職業ではなく経営者
  • 最悪バイトすればいい、という考えが持てるか

それぞれ1つずつ解説していきます。

6-1.ブロガーは職業ではなく経営者

そもそもブログというのは、人の役に立つ情報(コンテンツ)を文字や画像で伝えるツールにしか過ぎません。

動画であれば今は当然YouTubeがツールになります。

ですので、ブロガーやユーチューバーは正確には「コンテンツクリエーター」なんです。

コンテンツクリエーターは、

人の役に立つコンテンツを作り、それを提供することで収益を得る「ビジネス」をやっている、【経営者】なんです。

だから、ブロガーは職業と考えてはいけません。

あのサプリメントで有名な「FANCL(ファンケル)」の創業者「池森」さんはこう言っています。

「会社は放っておけば必ず倒産に向かって進む」

会社はそういう力学・宿命を持っているという格言です。

ブログも同じで、ずっと放置したり、同じことを続けても、いつかは必ず稼げなくなるはず(YouTubeも同じ)。

経営者である以上、いつも世間のニーズを探りながら、より人の役に立てるように新しい挑戦を続ける。

あくまでもブログはビジネスなので、当然リスクもあるでしょう。

リスクヘッジも自分で考えないといけないし、いつも質の高いコンテンツになるように情報収集・勉強も続けないといけない。

将来は、文字・画像だけでなく、いろいろなコンテンツを作って社会の役に立とう!

そんな風に考えられるなら、プロブロガーは目指しても良いのではないでしょうか。

6-2.最悪バイトすればいい、という考えが持てるか

ちなみに僕は、ブログの収入が上がる前、40歳なのにアルバイトをしていました。

以前はアルバイトを管理する立場も経験したことがあったので、プライドが邪魔をしてなかなか辛かった覚えがあります。

でも、日本なら、いきなり収入が激減してもアルバイトすれば生活はできます。

でも夫・妻や子供がいるからアルバイトになるのは無理だ、という状況ならば、やはりプロブロガーは目指すべきではないでしょう。

逆に、「まあ、最悪バイトすれば生活できるし」と楽観視できる方はブロガーに向いていると思います。

7.まとめ

プロブロガーの生活イメージは湧くようになったでしょうか?

脱サラしてのブログ運営は、やはり「大きな自由」と「大きな可能性」を持っていると思います。

逆に、代償と言えるデメリットもあります。

ただ、ブログを経営していくんだ、という目線を持つことができるのなら、きっとブロガーを目指すべきだと僕は思います。

 

もしブログやブロガーの生活についてご質問があれば、下記ページからお問い合わせください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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